枕なしで寝る人には
・体
・状況
・寝具
の3つの特徴があります。
◎ストレートネックや後頭部が
絶壁の傾向がある
ストレートネックは
頸椎の湾曲が
30度以下の状態を指します。
人の頸椎の湾曲は
一般的に30~40度です。
ストレートネックの人は、
枕を使うことで首が上がり
気道が塞がるリスクがあるため、
息苦しさを感じて
枕なしで寝る人も少なくありません。
絶壁傾向の人の場合は、
頭の重さを面で分散できることから
枕なしで寝る傾向があります。
◎寝返りの頻度が少ない
うつ伏せ寝や寝返りが少ない人も
枕なしで寝る人が多いです。
うつ伏せ寝の人は、
枕がないと頭が安定して楽に寝られます。
横向きで寝る人は肩幅の分、
首が曲がり体に負担がかかるので
枕が必要です。
また、枕には
寝返りを助ける役割もあります。
もともと寝返りが少ない人は
問題ないものの、
寝返りの頻度が高い場合は
枕があったほうがよいでしょう。
◎やわらかめのマットレスを使用している
やわらかめのマットレスは
体重で体が沈み込むため、
マットレスと体がフィットします。
首とマットレスの隙間が埋まりやすく
枕がなくても違和感がありません。
枕を使うことで頭が上がってしまい、
息苦しさを感じることがあるでしょう。
やわらかめのマットレスを
使用している場合は、
枕を使わないほうが
理想的な寝姿勢をつくりやすくなります。
◎いびきや肩こりの
解消にもつながりやすい
枕が高すぎると
首が上がり気道が圧迫され、
いびきを誘発しやすくなります。
首を高い位置で固定することで
猫背になったり、
首が圧迫されて血流の流れを妨げ
肩こりの原因に
なったりする場合もあります。
枕なしで寝ることで
首の圧迫や負担が軽減されるため、
人によっては
これらの悩みが改善されるかもしれません。
自分に合わない枕や高すぎる枕で寝ると、
あごを引いた状態になるため、
首にシワができやすくなります。
数時間も首にシワができた状態で
就寝していると、
首にシワが残ってしまう可能性があります。
枕なしの場合は、
立っているときの姿勢と近くなるので、
首にシワができにくいです。
寝姿勢によっては
首にシワが残りにくくなります。