脱毛をこれから始めようと考えている
または脱毛を実際に受けている
受けていた方は
硬毛化という言葉を
聞いたことがあるかもしれません。
ここでは硬毛化について
見ていきましょう。
◎脱毛によって毛が太く濃くなること
硬毛化とは、
医療脱毛でのレーザー照射による
脱毛、サロン脱毛での光脱毛
どちらでも起こりうる症状です。
レーザー照射や光の照射により
その照射範囲に生えていた
元々の毛よりも太くなる、
または硬くなった毛が
生えてしまうことを言い
産毛が生えている部位に
できやすいとされています。
この状態は永遠に続くものではなく
一時的なもので、
脱毛を続けていけば
自然と治ることがほとんどです。
◎硬毛化の原因について
考えられることとして、
レーザー照射や光照射をする際に
十分な熱を加えることができずに
発毛組織を破壊しきれず、
かえって毛根を刺激してしまうことで
太く硬い毛が生えてしまうのではないか
ということです。
身体に傷ができたとき、
傷を治そうという働きが作用します。
毛もそれと同様に
攻撃を受けたところを修復するために
成長因子が放出され、
しっかりとした毛が生えてくる
ということが考えられます。
他にもレーザー照射をした際に
火傷リスクを抑えるための冷却機能で
脱毛効果が弱くなり
硬毛化の原因になっているのでは
といったことなどが
原因として挙げられています。
また硬毛化が発生する確率としても
10%程と言われており
高い頻度で起こることではありません。
◎硬毛化しやすい部位
硬毛化は太くしっかりした毛では
ほとんど起こりません。
硬毛化になりやすい毛質は
産毛のような毛であるケースが多いです。
顔、背中~うなじ、肩~上腕の外側は
特に硬毛化しやすいと言われていますが
背中やうなじなどは
自身では目が届きにくい
部位でもあるため、
注意しましょう。
顔では特に、もみあげのあたりから
フェイスラインに向かって
発生しやすくなります。