爪の主成分はケラチンという
繊維状のたんぱく質からできています。
ケラチンは硫黄を含んだ
アミノ酸の含有量の違いによって
軟ケラチン、硬ケラチンに分けられます。
爪は髪の毛は硬ケラチン、
皮膚は軟ケラチンなので、
爪も髪の毛も皮膚も
同じ成分でできています。
爪も髪の毛も主成分は
ケラチンというタンパク質でできています。
爪の伸びる速度は手の爪の場合、
1日に約0.1mm、
1か月で3~4mm伸びるといわれています。
しかし、爪の伸びる速度は個人差があり
遅い人で0.08mm、早い人で1.2mmほどで
足の爪は1日に約0.05~0.08mm、
1か月で1~2mmです。
①年齢
乳幼児や高齢者の爪は
1日0.07mm~0.08mmと
少しスピードが遅めです。
伸びるスピードは
20歳頃に最大の伸びとなり、
50代以降スピードは遅くなっていきます。
その代わり、年齢とともに
厚みが増していきます。
②性別
女性より男性のほうが
スピードは速いといわれています。
これは一般的に男性のほうが
女性より筋肉量が多い為基礎代謝が高く、
新陳代謝がよい為に
伸びるのが早いのです。
③指先の刺激
爪先への刺激が多いと
早く伸びるといわれています。
爪が伸びる速度は指によっても違うので
人差し指、中指、薬指の3本は
伸びるのが早いのも、
普段からよく爪先をよく使うのが
原因かもしれません。
また1日の中では夜よりも昼間のほうが
伸びるとされています。
④季節
冬より夏のほうが
伸びるスピードは速くなります。
これは、夏は気温が高い為、
体温も高くなりやすく
新陳代謝が活発になります。
逆に冬場は寒く代謝が低下してしまうので
爪の伸びは遅くなります。